Bali Island Trip ( 2004.3.23〜28 ) [[ Trip のTopページ]]
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最終日
買い忘れたお土産を買いに、近くのマタハリデパートへ走る。
クタスクエアーのマタハリデパートは有名ですが、実はレギャンストリートにもマタハリデパートはあります。
またまた、デパートで定員さんとおしゃべりをしている間に、あっという間に1時間。
バタバタと買い物を済ませ、店を出ると隣のマクドナルドで会話いい子達が踊っていました。
(その前には、遠足と思われる地元の子供たちが・・・・)
何かの学校行事の一環なのでしょう。
かわいい踊りを堪能して大満足でホテルへ向かう。
と、ネールアートのおばさんに捕まる。10本で10000Rpというからやってもらうことに。
ひとつ道を入ったところに連れて行かれる。
書きながら、「Good job . Good money . OK?」と言ってくる。
おかしいと思いながらも、何も返事をしなかった。終わったら案の定、$1は下地だけで、上のアートは別だという。
切れた私、そんなのフェアーじゃないとまくし立てるが相手も引かない。
「じゃ、プラス5000Rpね。」と私。
「それじゃ足りない」とおばさん。
「だって、私が値段決めていいっていったじゃない!それなのにおかしいわ。元々10本でって話だったじゃない!」と強気の私。
ケビンに15000Rp出して出ようと中国語で話す。
ケビンは黙ってお金を渡して出る。おかしい・・・・・おばさんが文句を言わない・・・・・・・
帰り道、ケビンにいくら払ったか聞いてみる。
「30000Rp」
ケビンは面倒なことに巻き込まれるのではないかと心配して、3倍の値段を払った。
これは納得いかない。あんなアンフェアーなやりかたで3倍儲かるなんて。
ボルボドゥールで汗だくでガイドをしてくれたおじさんのガイド料は50000Rpなのに対してこれはあまりにも酷過ぎる。
それに何よりケビンが私に相談も無しにお金を払ったことに腹が立った。
せめて相談してほしかった。
しかし、ケビンの言うことにも一理ある。
@面倒なことに巻き込まれたくない
A最後なんだから嫌なことはしたくない
そして Bおばさんの後ろではだしで遊んでいたおばさんの子供がいたから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だそうだ。
実はケビンにも同じような過去がある。
台湾がまだ、国民党色が強く、今ほど発展していない時代、ケビンもお母さんの後について一緒に物を売ったことがあるそうだ。
あのころの自分にその子供が重なって見えたのかもしれない。
私は何不自由することなく、平凡に暮らしてきたのでそういう面ではケビンの方が敏感なのかもしれない。
そして、最後の最後にして、またまた私の心の狭さが浮き彫りになった事件だった。
そのおばさんのビジネスが正しいとは今でも思わないが、そういう場面でやさしい気持になれるケビンを心から尊敬した。
【 この旅を通して 】
この旅は初めて発展途上国という国にきた私達にとって、衝撃的なものでした。
毎日、楽しいだけじゃなく、考えさせられる旅でした。
実は最後の送迎の時、案内人のAdyが来るかどうかケビンと賭けていました。(といっても物はなにもないけど)
Adyはこの旅で私達にとってはとても近い存在になりました。彼はとても明るく、よく私達の世話をしてくれました。
ケビンはAdyも私達がAdyに感じているような親近感と客と案内人を超えたものを感じていると思っていたので、彼が私達が発つ日
きっと来てくれると信じていたのでしょう。
私は結構ビジネスだと割り切るタイプですから、Adyが来ることなんて、ちっとも期待していませんでした。
結果的にAdyは来ませんでした。
ガッカリしているケビンを見ていると期待していなかった私までなんだか悲しくなってしました。
「たぶん、チェンチュンが正しかったんだよ。」というケビンの言葉を聞いて、私はまたまた自分が恥ずかしくなりました。
ケビンは人を信じすぎるところがあります。それが災いして、よく裏切られます。
でも、それが彼の人間的な魅力であり、私に不足している部分だと思います。
だから、私は彼に引かれているのかもしれませんね。
独身最後の2人での旅行。
お互いを見直すよい機会になりました。