[[Merry Top]]

2004年 4月

【 4月8日 】 入籍騒動
アメリカの配偶者ビザを11月前までに取っておきたいので、(←詳しくは別の項で)先に日本で入籍することにしました。ちなみに台湾人と日本人が結婚する時に必要なものは以下のものです。

@ケビンのパスポート(私は市民なので必要ありません)

Aケビンの戸籍謄本

BAの訳文 (←私がパソコンで書式をまねて打ちました)

C私の印鑑

D婚姻届

 

Bの訳文は前日に急いで準備しました。

さて、迎えた当日。その日は予定ぎっしり。

まず、午前中は前撮り、その後昼食を済ませ(ケビンの大好物うなぎ)、衣装合わせ。

それから地元の市役所へ直行。

私達がついたのは4時30分。

5時から教会で牧師さんと顔合わせがあるので、急いで出して直行しようと思っていたら、

ケビン、な、な、な、なんとパスポートをホテルのセーフティーボックスの中に忘れてきたと

言うじゃありませんか!何〜##!!

実は今日はケビンが日本にいる最終日。明日の朝には帰国。

今日出さなかったら、次は11月になってしまうという最悪の状況。

おまけに時間は市役所の閉まる30分前。ホテルまではとうてい取りにいけるわけがありません。

「ど、どうしよう!!」

「あっ、コピーならあるよ。」とガサガサたくさんの資料の中からパスポートのコピーを出すケビン。

なんで、そんなわけ分からない資料があるのに肝心なパスポートがないのよぉー!

と半分切れ掛かっている千春。

しょうがない、これで何とか聞いてみるか。駄目もとで市役所へ飛び込む。

対応してくれたおばさん。

案の定、にこやかに断られる。

でも、受け取ってもらわねばと必死にお願いする。

聞けば、パスポートは本人確認のためのもので、コピーをその場でとるそうだ。

「じゃぁ、このコピーをコピーしてください!!お願いします。」

すごい剣幕でお願いする私に押されてか、ケビンも下手な日本語でひたすら

「お願いします」攻撃。

すると、後ろに座っていた30歳ぐらいの女の人。

「ホテルに取りに帰ったらどうですか?」と。

「いや、時間がなくて・・・。」と事情を話すと、

「私の主人も外国人だけど、パスポートはいつも持っていますよ。外国人ならいつでも

持ち歩いていないと・・・・・。」

ブチッ!そんなこと言われなくても分かってます!忘れたものは忘れたんだから仕方ないでしょ!

と言いたい気持を我慢して

「そうですね。」と大人な対応の千春。きっと顔は笑ってなかったけど・・・・。

結局、その課の市役所職員全員を巻き込んで、無理やり私達の婚姻届は引き取ってもらえることに

なりました。

あぁ〜TVでは2人でラブラブで婚姻届を出しに行くのに〜私達は・・・・・・やっぱり私達だね。

あれじゃ、受理というより無理やり引き取ってもらったって感じだよね。

と教会へ向かう車の中で盛り上がるケビンと千春でした。