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【 8月20日(金) 】 婚姻手続き ・ 写真館打ち合わせ ・ はじめての針灸
しょっぱなから、早速寝坊。
主人の実家で、それも第1日目からぐーたら寝てしまった私。
自分でもびっくり。
起きると、お父さんが朝ご飯を買ってきてくれていました。
台湾のうちでは朝ご飯は外で買うのが主流なのです。
町ではよく子供に朝ご飯を買い与えて、お母さんはその足で学校へ送り、子供はバイクの後で
豆乳なんかを飲んでいる光景をよく目にします。
日本とは違って、朝からお母さんの朝ご飯のお手伝い、なんてことは必要ないのでホッ。
さて、お父さんの買ってきてくれた朝ご飯、やっぱり素食です。
以前お邪魔したときに出されたものがどうしても食べられなくて、ケビンにこっそり食べてもらった苦い思い出がよぎります。
出されたのは『五穀米らしい味のないおにぎり』『大豆をミキサーにかけただけの味のないジュース』。
・・・・・・・・・・・結果・・・・・・・・やっぱりダメでした。
今回も両親がいない間に、こっそり食べてもらいました。
おかげで、ケビンは満腹。
私は・・・・・お腹が空いて・・こっそりセブンイレブンでヨーグルトを食べました。
ごめんなさい・・。
彰化市政府へお父さんとお母さんが連れていってくれました。
もちろん、台湾で籍を入れるためです。入り口で番号カードを取り、呼ばれるのを待ちます。
対応してくれたのは、30代前半ぐらいの若い男の方。
国際結婚は彰化では珍しいらしく、結局3・4人の職員が出てきて、分厚い本をめくってました(^^;)
準備していったものはこちら。
出る時散々私に忘れ物がないか聞いてきたケビン。
実は忘れ物をしたのは彼のほうでした・・・。というより、どうも知らなかったらしい。
「だから、先に電話して持っていくもの聞いておいたほうが良いよって言っておいたのにぃ〜。」と
喉まで出かかったが、お母さんがピシャリと言ったので、私の出る幕無し。
結局、ケビンはお父さんと忘れ物を取りに帰ることになりました。
その間、お喋り好きなお母さん、市役所の人とおしゃべりに花が咲く。
おかげで、ケビンや私の仕事やこれからどこへ住むか、仕舞には私達の出会いまでしっかり知られてしまいました。
恐るべし台湾のおばさん。
無事、書類が授与され、戸籍謄本(30元=約100円)をいただきました。
日本に比べてずいぶん安いのでびっくり。
次に針灸病院へ。私達の為に数日前から部屋の掃除をがんばったお父さんが、ついに風邪をひいてしまったのです。
中へ入ると漢方の独特の臭い。
と、お母さんが何やら呼ばれてもいないのに受診室へ入ってゴソゴソ。
「千春も見てもらいなさい。」って、ええ?!私、台湾の保険入ってないのに?!
お母様、軽く笑い飛ばす。
こんなのあり?!
お母さん自分の保険証で結局2人分(私とケビン)をまかなってしまいました。
台湾へ来てから便秘気味だったので、お母さんが心配して受けさせてくれたのです。
(初、ケビンの背中公開!針が痛そう・・・)
あれよあれよという間にベッドに寝かされ、まさにまな板の上の魚状態。
針を腰と首と腕に刺され、30分。
痛くはなかったけど、貴重な体験をさせてもらいました。
これで終わりかと思ったら、今度は木べラで肩をこすります。
これが結構痛い。みるみる肩の部分が赤くなります。慌ててケビンがやってきて
「明日は写真撮影があるから、肩に赤みが残ったら困る。」と説明してくれ、ここで終了。
後で聞いたのですが、これはなんとかといって、血液の流れをスムーズにするものらしく、2・3日は赤みが引かないらしい。
なるほどぉ〜
「それじゃぁ」とおもむろに私の頭を持ったかと思ったら、首をバキ!
「ギョエー!!!」痛くはなかったのですが、思わず声が・・・・でも先生、抵抗する私の頭を持って笑顔で反対へバキ!
おかげで首が楽になりました。
漢方薬をしっかり頂き、帰宅。
昼食を家で取り、ちょっとお休み。
3時半に写真屋さんと打ち合わせを入れていた私達。
またまた、遅刻しそうになり大慌てで車を走らせる。もちろん、お父さんもお母さんも同伴。
バタバタと入るもの入らない物をチェックして値段交渉。
【 お願いした物 】
・30カットのアルバム×大1・小1 ・室内撮影の衣装(新婦5着 新郎5着) ・ロケ撮影の衣装(新婦2着 新郎2着) ・披露宴当日の衣装 ・でっかい額入り写真 ・謝卡3組(披露宴の帰りにくばるしおり型の写真) ・親友卡30張(友達に配る写真) ・メイク(前撮り・当日) ・CD ・その他(当日のブーケ・車の飾り・ゲストブックなどなど) 合計35000元(112000円)
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それに、加えて写真を20枚ほど追加したので、結局50000元(約16万)ぐらいになりました。
日本に比べるとかなりお徳!
その後、ケビンの高校へ行って校長先生に会いました。
もちろん、そこでも台湾語で私はチンプンカンプン。
台湾語の必要性を感じました・・。
【 8月21日(土) 】 便秘事件 ・ 撮影
今日は室内撮影。
朝10時に写真館へ行きました。
まずは衣装選び。
白いドレスを選び、化粧をしてもらいスタジオへ。
以降、これの繰り返し。
私達を担当してくれたのはカメラマン胡sr(チンサー)と助手の小兔(シャオウー)でした。
胡srは私と同じぐらいの年の女の子で、女の私から見てもボーイッシュなすてきな子でした。
特に、私は彼女のとるポーズやカメラを構えるポーズがステキで、見とれてしまうほど。
小兔は若い、弟のような可愛い子で、一生懸命「チハル・チハル!」と日本語で私の名前を呼んで
場を盛り上げてくれました。
後でWebで評価を見たのですが、このペアはかなり人気があることが分かり、納得。
次々にポーズをしていされ、モデル気分にしてくれます。
それに、私達を乗せるのが上手い!
すっかり上機嫌の私達、あっという間に8時間の撮影が終わってしまいました。
(私達を撮ってくれた胡sr)
最後はお父さんやお母さんも入れて、家族撮影。
これはなんと、お店からのサービス。後で大きく引き伸ばして額に入れてくれるそうです。
ご機嫌で帰ってきた私。
が、以前として便秘気味の私。
それを知ったケビン。お母さんに下剤を貰いに行ったら、これが最後。
お父さん、仕舞には弟さんにまで私の便秘がばれてしまい、
私がトイレを出るたびに
「う○ち、でたか?」とダイレクトな質問の嵐。
弟さんも帰ってきて私の顔を見るなり
「出た?」と・・・・・・・・・・。
あまりにもオープン過ぎて、返って出る物も出なくなりそう・・・。
その晩、お母さんが私に差し出した物・・・・・・・・・・イチジクのような形のアレでした。
お母さんはケビンにしてあげなさい、と言ったのですが、
それはさすがに・・・・と思い、結局半ば強引にトイレへ行かされてしまいまいました。
私がトイレでアレをしている間、トイレに誰も入らないように、警戒を出しまくっていたお母さん。
ありがたいのやら、恥ずかしいやら・・・。
トイレから出て、待つこと2分、お腹が痛くなりやっと難から逃れる事ができました(^^;)
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