Mississippi
River Trip
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この日は移動日。
ナチェスからいよいよ最終目的地ニューオリンズへ向かう。
車の中ではジャズをガンガンかける。陽気なわたしたち。
途中、テューレン大学へ寄る。
サイモンがどうしても行きたいといったからだ。もう気持ちがニューオリンズにあった私、ちょっと気分がダウン。
テューレン大学は『南部のハーバード』と言われる有名な大学だそうだ。なんでも映画『ペリカン白書』の主人公の出た大学だそうだ。
気を取り直して、再出発。
今度こそニューオリンズへ。
ホテルへチェックインしたのは夕方。
部屋へ入ってちょっとくつろぐ・・・・が、みんな映画『タイタニック』を見始める。
おいおい・・・・・ここまで来てテレビはないだろう・・・。
街へ繰り出そう!と無理やりテレビを消す。
すると、『ダウンタウンは自分たちだけで行くのは危ないだろう』と言い出すサイモン。
『ええ!そんなことないよぉ〜。大丈夫よ〜。』と不満気な私。
『いや、これはツアーに参加したほうがいいかもしれない。』と心配性のケビン。
みんな口々に『うん。そうしたほうがいい。』『そうしよう。ツアーが安全だ。』と。
その中でただ一人反対し続ける私。HPで見た感じだと、みんな自由に遊びまわってるのにぃ〜!!
私が引かないので、ホテルの人に聞いてみるということでまとまった。
『ダウンタウンは安全ですか?ツアーに参加したほうがですか?』
ホテルの人はキョトンとして、『いや、自分たちで行って大丈夫ですよ。』と一言。
おまけに、このホテルではお客さんの為にダウンタウンまで無料シャトルを運行しているんだそうだ。
『でしょう!!!』と私。
結局、私達はホテルから出ているシャトルを使って、ダウンタウンへ。
にぎやかなBourbon Stへ。たくさんの人でにぎわっていた。
中には2階からネックレスを投げる人も。
私達はまず、乾杯しようと店へ。ニューオリンズといえば、オイスターでしょう、とすかさずオーダー。
オイスターを生で食べたことのない台湾人メンバー、生牡蠣にぎょっとする。
かまわず食べる日本人千春。こういうときは刺身大国日本、なんでも食べます。腹痛なんて怖くない!
みんなも恐る恐る食べてみる。
みんなの表情が変わる。
「おいしい!」
感動です!あっという間に平らげた私達。
もちろん、追加オーダーをしました。
さあ、おいしい生牡蠣とお酒で調子に乗ってきた私達、次は・・・・・・・・・・・ジャズ!
ハードロック、ジャズなど、色々な音楽が店から聞こえてくる。そんな店を覗きながら目指すはPreservation Hall !
このPreservation Hallは1817年にできた、ものすごい古いホール。といっても、30畳ほどの狭い部屋。
人がたくさん待っているのですぐに分かった。$5でチケットを買う。
ぎゅうぎゅうになりながら無理やり入る。すると・・・・おじいさんがノロノロ入ってくる。
設営のおじさん??
いえいえ、この方々がプレイヤーです。ホールも古ければ、演奏者も古い!
ゲートボール帰りのおじいさんたちが、今から井戸端会議でもはじめるのか?と思わせるぐらい
のろのろと椅子に座る。そして、突然、思い出したかのように演奏を始める。
おいおい、大丈夫か?このおじいちゃま達・・・。
おじいちゃんたち、自己紹介とソロ部分以外は全て座って黙々と演奏。
でも、さすが。年季が入っているだけあって、いい感じ。
だんだん、おじいちゃんバンドがかっこよく見えてくる。
30分程度のミニライブだったけど、大満足。
ちなみに、このおじいちゃんバンド、30分の間、ニコリともせず、客に媚を売るようなことは全くありませんでした(笑)
不思議なバンドです。と言いながら、出口でCDをゲットしました。
おなかが空いてきたのでご飯を食べに『Gumbo Shop』へ。
ここでは、店の名前でもあるガンボ・ジャンバラヤなど南部料理を食べた。
結構、おいしかった。
店を出た時はもう10時近く。でも、街はまだまだ人であふれている。
すごい!
でも、私達はまたまた心配性のケビンの提案でホテルに戻ることに・・。
まっ、いっか、明日もあるしね。
と、シャトル乗り場まで歩く私達。
その時にケビンは自分のベルトをしっかり握り締めていました。
危ない人たちが出てきた時の為らしい・・・。
変な人に絡まれたら、ベルトでどうやって戦うのでしょうか?????(笑)
今日は改めてケビンが心配性だということが分かりました。
ちなみに・・・・・・・・・・・
この日はケビンの警戒心のためカメラを持たずに行ったので、まったく写真がありません(^^;)