12/13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24・25
7:30起床
どこからか「涙そうそう」が聞こえてくる。
ここは日本か???
寝ているケビンを置いて、ダイニングで朝ごはんをいただく。
ダイニングで一緒になった子達とおしゃべり。
彼女たちはカナダに留学中でクリスマス休暇を使って遊びに来たらしい。今晩帰る前にリマ市内を観光するとか。
ちょうど私達も今日はリマ市内を観光しようと思っていたので、旧市街まで一緒にタクシーで行くことにした。

ペルーの首都リマはミラフローレンス地区(新市街)、セントロ地区(旧市街)の大きく2つの区域に分けられる。私達が泊まったのはちょうど2つの地区の真ん中にあるので移動もしやすい。

まずは見所の多いセントラル地区へ。
ペンションの前でタクシーをひろい、値段の交渉。
ペルーのタクシーにはメータというものが存在しないので乗る前に値段を交渉するのが普通。
もちろん、英語は通じないのでスペイン語でやりとり。

スペイン語を全く勉強してきていなかった私達。
一緒に行った彼女たちのお陰でなんとかタクシーに乗ることができました。
少しは勉強してこればよかった・・・。

(左)サン・マルティン広場から見たリマのカテドラル

(右)観光地には観光警察がたくさんいるので安心。

まずはリマのカテドラルへ。
中にはインカ帝国を占領したスペイン人、フランシスコ・ピサロのお墓があります。
ペルーでも一番古いカテドラルなのだそうです。

12時にカテドラルの斜め前にあるペルー政庁で交代式があるというので行ってみると、
残念、格子越しにしか見れませんでした。
台湾でも交代式は見たことがあるのですが、なんともペルー、途中で演奏しているおじさんたちが
おしゃべりを始めたり、もじもじしたりと締りがない。
おまけに途中でお偉いさんが到着するらしく、式も一時中断。
もちろん、兵隊のおじさんたちはキョロキョロ。

うーん、段取り悪い・・・・・・

結局30分の交代式が1時間以上かかってしまいました。
さすが南国??

子供たちが前に来て兵隊の足を触ってるのを発見。
プププー(笑)

足を高く上げて歩きます。大変そう。

続いて、カテドラルから歩いて5分ぐらいのところにあるサンフランシスコ教会へ。
ここは以前修道院だったそうで、食堂や個室がたくさんあります。
中でも見所は、地下にある墓地。
以前は人が死ぬと2ヶ月土に埋めて掘り返して骨を拾ったそうです。
その拾った骨を安置するのがここ。
地下に入るときれいに骨がパーツごとに箱に入れて分けてあります。
中には井戸みたいなところに無数の骸骨が・・・・・
初めて見ました、人間の骸骨。
あれに肉をつけていくとどんな顔になるのだろう・・・・・
背中をぞーっとさせながら地下探検。約5分で終了。

(左)かわいい造りのサンフランシスコ教会

(右)骸骨が・・・・・

道でバナナを揚げたようなものやChicyaという紫トウモロコシのジュースを飲んだりしてのんびり。

地図とスペイン語の本を広げなんとかタクシーと交渉してミラフローレンス地区へ。
(タクシー6ソル=$2)

ここは旧市街に比べるときれいなデパートや店がならんでいる。
昼食を取ろうと思い、タクシーの運転手に聞くと、ピザの店が並ぶところを指差された。
うーん、ここまで来てピザはないだろう・・・。
お礼を行って、下りる。が、そのまま違う場所へランチを求め移動。
道を歩いているとカバン屋さんのおじさんと目があう。

「そうだおじさんに聞いてみよう」

地元のことは地元の人に聞くべし。本を広げ聞く。
「一番おいしいレストランどこ?」「やすいどこ?」 (きっと日本語に訳すとこんな感じ)
なんとも直球な質問にもかかわらず、おじさん電話帳を持ってきて調べてくれた。
おまけに電話で予約まで・・・・・ありがとう、おじさん。おじさんに書いてもらった地図を握り締め、
お薦めのレストランへ。

おじさんお薦めのレストランは小洒落たカフェ風。
通り沿いにテラスがあってなかなかいい感じ。ここでも、本とジェスチャーで注文。
スープ、メイン、デザートまでついて6ソル($3)。
おいしい、そして何より安い!
おじさんに感謝しつつ舌鼓を打つ私達でした。

海へ行ってみようと、またまたタクシーで移動。
タクシーで5分、ラルコ・マルというレストランやショップが入っている海沿いのモールのようなところへ到着。ここから太平洋が見える。気持いい。
ここから、コンビと呼ばれる乗り合いバスに乗ってみようと試みたのだけれど
どうも、私達が行きたい場所が近すぎるのか、断られる・・・・(涙)
観光警察に聞いてみても、
「この道をまっすぐ行って・・・・・・・」って、歩いて行く方法を教えてくれるばかり。

結局、次々に通り過ぎるコンビを見ながら歩いて帰った私達でした。

夕飯はシーフードをと思っていたのだけれど、ぺぺさんから
「ペルー人は、シーフードは夜は食べないよ。危ないからね。」と聞き、あっさり肉料理に変更。
ペルーの名物?アンティーチョークの店へ。
アンティーチョークは牛の心臓を串に刺して焼いたもの。これが結構いける。
ペルー料理は日本人の舌に合うと聞いてはいたが、かなりいける。
これなら、大丈夫そう。

益々食に目覚める私でした。