６時１５分起床。
ケビンはまだ食欲がないというので、私一人で朝食を取っているとお迎えが。
えええええ！あと１０分あるじゃない！
焦る私達。

モモカさんご夫婦はちゃんと余裕を持って１０分前にロビーで待っていたのに対して
私達・・・・・・・・・・・まったくいつもギリギリな夫婦です。

バタバタとマイクロバスに乗り込み、港へ向かいます。

２０人乗りの小さなフェリーに乗って出発。
こんなこともあろうかと、ちゃんと酔い止めをアメリカで購入してきていたのでした♪
これで安心。

スペイン語と英語を話すガイドさん。
スペイン語で説明したかと思うと英語でペラペラ・・・・・そしてスペイン語。
すごい・・・・この人の頭はどうなっているんだ？！

私は中国語を話していると急には英語や日本語に切り替えられない・・・・
私の頭の中には言語スイッチってのがあって、それが切り替わるのがどうも遅いらしい。
だから彼みたいなスイッチの切り替えの早い人を見ると思わず拍手をしてしまいます。
（実際本当にしてしまった＾＾；）

後で聞いたのですが、彼はこの町の学生だそうです。
結構年いっているように見えたのに・・・・

さて、３０分程度でウロス島に到着。

この島は葦をぐみ重ねた”浮き島”。
葦が群生する中に４０個ほどの島が浮いています。
この葦は３ｍほどしか積まれていなく、水に漬かっている部分が腐ってこれば、また新しい葦を上から重ねる
といった簡単な作り。
その中に約７００人もの人が暮らしています。

中にはマーケットはもちろん、学校や教会なんかもあるのでびっくり。

島に下りると見た目よりしっかりしている。
が・・・・やっぱり草の上を歩いている感じ・・・・ふわふわしています。

島の女の人、子供達はお土産を売っています。
中には自分の描いた絵を売っている子供も・・・・。
かわいくて思わず購入。
絵にはウロス島の絵が描かれていました。カラフルで可愛い。
昔、心理学を専攻している友達から子供の絵からその子がどんな環境で育っているかが分かると
聞いたことがあります。この子の絵、私の目からみるとカラフルで楽しい絵。
きっと彼女は幸せなのでしょう。・・・・・・と勝手に思ったり・・・・・。

バルサという葦を縛って作った船に乗って、お隣の島へ移動します。
このバルサっていう船・・・・・・「ウルルン滞在記」で見たことがあるような・・・・。

先頭さんの子供でしょうか、子供達３人が一緒に乗ってきました。
子供たちにとっても船は楽しいものなのでしょうね。

写真を撮っていると不思議そうに覗き込んでくる子供たち。
彼らの写真を撮って、見せてあげると喜んでもう一枚撮ってくれとおねだりされ
何枚も撮ってしまいました（＾＾；）

ポーズはいまいちですが、笑顔の可愛い人懐っこい子供たちでした。

次に３時間かけてタキーレ島へ。
すっかり眠ってしまい、着いたらもう島。

タキーレ島は織物や農業を中心に１６００人が暮らす、今でも純粋なケチャア民族が住む村です。

海を見ながら急な坂＆階段を上ります。
３０分と言えども、これがかなりタフな道だった・・・・。
おまけに標高が高いため、息がすぐに上がってしまう。

高山が苦手なケビンは、もうヘトヘト・・・・

やっと着いた村。
村の中には教会や集会場がありました。

レストランで食事をして、下山します。
すっかり疲れてしまったケビンとモモカさんのご主人。
重いバックパックを背負ってのハイクだったからね。

帰りは私がバックパックを背負って下山しました。
ずしっと重い背中・・・・・・・・・ケビンの大変さを知りました。ごめんね、ケビン・・・。

帰りの船の中で、日本人の英語教育環境について研究しているという方に話しかけられおしゃべり。
ケビンもモモカさんたちも寝ていたので、ちょうど話し相手ができてよかった♪
それに、第２言語習得は私の専攻でもあったので、私も興味があったしね。
話していたら彼女もカリフォルニアから来たと分かり、またおしゃべり。
楽しかったな。

船を下りたのがもう５時。
ホテルに戻って、少し休憩。
１日中船に揺られていたのに、一度も気持悪くならなかった。
アメリカの酔い止めは強力・・・・・・・ちょっと怖くなった私でした。

夜は昨日目を付けていたお店へ。
ベーカリーなんだけど、お客さんが多かったし、何よりショーウインドーのケーキがおいしそうだったから。
ケビンは相変わらずスープとソーダクラッカー。
私はキッシュにスープ。おまけにチャーハンまで追加注文して・・・・・
毎回食には大満足の私でした。

健康って大切ねぇ～