今日は列車でプーノへ。
12時間の列車旅行です。
バスで行くと列車より3時間程早く着くのですが、どうしても列車に揺られながらアンディスの大地を見てみたかったのです。
(世界の車窓を見ながら、いつか私も列車の旅をと思っていたのでした)
朝、レオさんとラファイエさんが迎えに来てくれました。
モモカさん達はバスでプーノへ向かうため、ここでお別れ。
でも、夜にはまた同じホテルで会うのだけれど・・・・。
クスコのホテルの人たちともハグをしてお別れ。
朝早かったため、ベッキーさんにはお別れは言えず・・・。
手紙だけ残して出てきました。
8時、レオさんとラファイエさんにお礼を言って列車に乗り込みます。
今回はちょっと贅沢に「インカファーストクラス」を利用しました。
中はダイニング風になっていて、とても列車の中とは思えないほど優雅です。
椅子もフカフカ。車内はクラッシックな高級感があります。
奥にはバーがあり、その向こうには外に出られるデッキがありました。
おしゃれなBar
列車の中
私達の席、食事もここでします
列車に乗ると私達の席番号が見当たりません。
車掌さんに聞くと、
「今日は空いているからどこでも好きなところに座っていいよ」と。
私達が座ったお隣には日本人のカップル。
名前はナナエさん。
新婚旅行で南米を2週間回っているのだそうです。
列車が走り出すと町をどんどん抜けて、砂漠地帯に出ます。
遠くに険しい山々、牛の放牧、手を振る子供たち。
私も手を振り替えして一瞬の出会いを楽しみます。
オーダーしたコーヒーを飲みながら、おしゃべり。
途中売りに来たペルーの写真が付いたトランプを購入し、2人でトランプを楽しみました。
途中で、ケビンがコインを取り出し、賭けトランプ。
まったく、この夫婦はこの雄大な風景の前で(しかもこんなリッチな列車の中で)ギャンブルです(笑)
列車とキレイな乗務員の方
12時。
そうこうしていると列車はこの旅最標高4319m、ラ・ラヤ(La Raya)駅に到着。
ここで15分ほど停車。
駅と言っても何もありません。
どこから来たのか、売り子さんたちがお土産を売っています。
列車に戻ると今度は食事です。
乗務員の方が席まで運んできてくれます。
インカ・ファーストクラスの為に、特別この列車にはフレンチのシェフが乗車しているのだそうです。
食事は前菜2種、メイン3種から選べます。
私達は前菜はスープ、メインはケビンは野菜のクレープ巻き、私はチキンの照り焼きを頼みました。
とってもおいしかったのですが、ケビンは食欲がないので私がケビンのデザートまでいただき♪
食事の後は、デッキへ出て風に当たりました。
気持がいい・・・・・・
ファーストクラスの車両は列車の一番後ろにあるので、
遠く離れていく線路が見えます。
線路とどこまでも続く草原。
めまいがしそうなくらい広い空。
強い日差しに、気持い風。
贅沢な一時です。
この旅で初めて新婚旅行の雰囲気を味わいました(笑)
席へ戻って、ナナエさんたちとトランプ。
とっても盛り上がりました。
アンディス山脈を見ながらのトランプ。なかなか乙なものでした♪
そうこうしていると
大きな湖、ティティカカ湖が見えてきました。
そして、プーノへ到着。
12時間あっという間でした。
もう少し乗っていたかったな・・・・。
ナナエさんたちに別れを告げて
ホテルへ。
先に着いていたモモカさんたちに聞いた
レストランで食事をして(今日もケビンはスープのみ)
今日も早く就寝。
明日は世界最高地にあるティティカカ湖とそこに浮いている島、
ウロス島へ向かいます。
世界の車窓から・・・
カメラを向けるとニッコリ
牛や羊を連れている村の人